自律神経失調症からパニック障害を起こします

パニック障害は慢性化させないうちに治す!

自律神経の失調が続くと、パニック障害を起こしてしまう場合があります。
tomoも激しいめまいとともに心拍数が上がってしまう恐ろしい発作を何度か経験してきました。

自律神経失調症・パニック障害・うつの症状は、微妙に重なり合っていてどれも少しずつ自分の症状の中にあるようで、自分の病気が本当は何なのかわからなくなります。

最近では、全ての病気の根っこは一緒で、治すための治療方法も似ているのではないか・・・と思っています。
現にそのようなスタンスで治療を行っている医師や医療機関も増えているようです。

もともと自律神経の調節が苦手な私は大変な高所恐怖症でしたが、パニック障害をおこしたり、自律神経失調症になったりしてからというもの、筋金入りの重症の高所恐怖症になってしまいました。

怖いのは高いところだけではなく、高速道路のスピードとか、トンネルなどの狭い空間にたいしても恐怖心が強くなってしまいました。

ちょっとした歩道橋を渡るだけでも、手に汗にぎる状態になってしまうのです。

ちょっとしたことでパニックを引き起こし、心臓が爆発しそうになり、呼吸困難になって冷や汗が流れます。

そういった症状を改善する一番のきっかけが呼吸法でした。

怖くなる、緊張する、ドキドキする・・・・そんな状態の時はとにかく呼吸法を試してください。

たくさんの有効な呼吸法があります。
丹田呼吸法の紹介で、まとめていきますが、まずは一番簡単な腹式呼吸を身に付けてください。

鼻からお腹に向けて深ーくゆっくり息を吸い込み、6秒以上かけてゆっくり息を吐き出しましょう。(吐くときはお腹をへこませてね。)

これが習慣になってくれば、いろいろな場面で使えます。

丹田呼吸法の方法をよく読んで、毎日呼吸法の練習を続けるようにしてくださいね。


自分の苦しい状態から少しでも抜け出す為には、経験者の体験を聞くのが一番参考になります。

tomoも色んなサイトから治す為の知恵と力をもらったように、このサイトにたどり着いた人達が、少しでも自分に役だつ情報を得て欲しいと心から願っています。

私の呼吸法への最初の手がかりとなったのは「パニック障害.com」さんです。

とても簡単な呼吸法をセルフコントロールをの術を紹介してくれています。
以下に簡単に説明しておきますね。

「非常に滑らかで浅い(軽めの)呼吸で、大体１０秒間で、
吸って吐くという事を続けて下さい。
（例えば、５秒で吸って、５秒で吐く）

症状が出ない場合でも、１日最低これを１０分以上続けて下さい。
常に練習して下さい。
これを、毎日３回以上行って下さい。」


丹田呼吸法と合わせて、こちらの方法も取り入れることをおすすめします。
電車の中でも、TVを見ながらでも簡単に続ける事が出来ます。
3種類くらいの呼吸方法を見に付け、時と場合によって使い分けられるようになれば一番理想的です。

パニック障害が重症の時は、最初は精神安定剤や抗うつ剤を利用するのも必要でしょう。しかしいつまでも大量の薬に頼っていては不安から開放されることはありません。
tomoも一時は「レキソタン」という安定剤に逃げていました。
でも、いまではほぼ服用することがなくなりました。

精神薬の減薬、そしていつかは完全なドラッグフリーになるために、自分でできることがたくさんあるはずです。


根本的に体質を変える呼吸法は習得に時間がかかります。
その間は、サプリや漢方で心と体を支えてあげましょう。