自律神経失調症治療マニュアル


自律神経失調症・不眠症・更年期障害・不安神経症・パニック障害・あがり症など。元をただせばみーんな自律神経の狂いから来ている現代病。

良い医師にめぐり合うのは至難のわざです。 少しでも早く正しい治療法を見つけ出して、自分の力で直すための究極のマニュアルです。



管理人・tomo

10年前から、次々と襲って来る体の不調に悩まされ、自律神経の不思議と戦ってきた40代自営業の主婦です。サプリと漢方を使った色々な知識が蓄積しています。もっと早く知っていれば・・・と思う治療法がたくさんあります。心と体を根本から治すため、一緒にガンバロー!!

●冷え症    
自律神経失調症の治療方
●サプリメント
     

自律訓練法で心と体を制御するために

自律神経失調症になると、生きていく為に当たり前に行っているはずの事が出来なくなってしまいます。心臓の動き、呼吸、発汗、体温などの生存に欠かせない機能が狂ってくるのです。
それらを自分の力で調節し、制御するためのテクニックの一つが「自律訓練法」です。

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自律訓練法は自己催眠の基本

薬だのみ、特に西洋薬 (抗不安薬とか、抗欝剤) 漬けにならないように、最終的には自分で心身を改造して治していかなければなりません。

情報が集めやすいインターネットから、自分の症状に役に立ちそうなことを片っ端からかき集め、これなら・・・と続けているのが「自律訓練法」です。

とっても有名な、一種の自己催眠です。

NHKの「ためしてガッテン」などでも似たようなやり方が、取り上げられていました。

自律訓練のやり方を詳しく紹介しているサイトがたくさんありますので、まずは見てください。(解りやすい解説がしてある生協の健康関連サイトです。)

私の場合、サイトからの情報だけで練習している間はなかなか上手くいきませんでした。

とっても安いので、この本を一冊買うことをおすすめします。


いろんな評価をみても、これが一番解りやすく余計な事が書かれていないおすすめ本の入門本です。
最近では、いつもこの本を持ち歩いて復習しています。
一番大切な練習の心構えを繰り返して読むようにしています。

毎日コツコツと続けていくうちに、「自律訓練法」が日常生活の中にしみこんで来ました。

自律訓練法の中で一番大切なのは、とにかく手足の重感・温感を感じることです。

手足の重感・温感を自分で感じることが出来れば、もう全て出来たようなものです。


電車に乗っている通勤時間の中でも、簡単に自律訓練を練習できますから、目を閉じて、両手をひざの上にのせ、両手、両足が重ーい・・・とやってみて下さい。

雑音があっても、慣れてくれば簡単に自律訓練状態に入ることが出来るはずです。

自律神経失調症で苦しんでいる動悸やめまい、激しい首や肩の痛みから救ってくれるはずの大変効果のある訓練だと思っています。

この自律訓練を呼吸法の練習と一緒に、毎日の生活の中に組み入れてしまうことです。



自律神経失調症は、生真面目な完ぺき主義の人が多いので、ついつい力んでやりすぎてしまいがちですが、「肩の力を抜く」ということの大切さも、この訓練から学べるはずです。

自律訓練は、1、2回であっさりマスター出来る人もいれば、重感、温感を感じるのに1年かかる人もいます。

トモは大変な冷え性で、冬の間は体がいつも冷えていて、「手足があたたか〜い・・・」どころではありませんでした。

佐々木先生の本に書いてあるように、毎日、少しずつ練習を続けていれば、きっと誰でも出来るようになるのです。

始めた以上、途中で止めてしまうのは本当にもったいないことですから、じっくり続けてみて下さい。。


気功や空手などの武道や、ヨガなどのなかにも自律訓練法とそっくり同じような心身の訓練があります。

昔から、心身をリラックスさせる方法として確立されていたのでしょうね。

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