過敏性腸症候群のつらい痛みを治そう
あまりにいろんな症状が次々と現れて、一時は自律神経失調症の見本市のような状態でした。最初は自分に何がおきているのか解らず、体調が悪化する一方で、不安と心配に押しつぶされそうな日々が続いたのです。
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自律神経が整えば、腸の動きも正常になる
精神の不安やストレスが最も反映されやすい臓器としては、「胃」が有名です。 短時間でも大変なストレスを受けると、胃潰瘍や急性胃炎などになってしまう人が多くいます。
トモも昔は「胃」のことばかり気にしていました。
むかつき、吐き気、消化不良になっては大量に薬を飲んでいました。
でも最近は、体と心を正常にするために一番大切なのは「腸」ではないかと思っているのです。
自律神経のバランスを大きく崩していた当時のtomoの「腸」の状態は、今思えば最悪でしたねー。 ほぼ毎日ひどい便秘で、下剤がなければ便が全く出ませんでした。 やっと出たと思ったら、うさぎか・・・ってほど少量のカチカチ。(汚い話ですみません)
そして突然の下痢が始まると何日も続くのです。
その頃は腸の内側も、きっとひどく汚れていたでしょうね。 宿便とかでギッシリ汚れが付いていたはずです。
あのまま放っておいたら、将来は大腸の病気まっしぐらだったでしょう。
体に免疫力が無いために、ヘルペスや口内炎になり、しょっちゅう風邪を引いていました。
自律神経の失調が引き起こす病気の中でも特に多いのが、過敏性腸症候群ではないでしょうか。
自律神経系の病気を大量に経験した私も、もちろん過敏性腸症候群を経験しました。
まー、とにかく腸が痛い!!
腸がブルブルと震えているのがはっきり解るのです。 そして激しい痛みが襲ってきます。(冷や汗が出て、しばらくは動けないような痛さです。)
慣れてくると、痛み止めの常備薬「ブスコパン」をすぐに飲んでしのぐようになりました。
胃の痛み、吐き気、そして腸のブルブルする痛み、この連続です。
検査をしても、器質的な異常は見つかりません。
この痛みは自律神経失調症から始まっているのです。
胃腸に異常を感じた時、まずやってほしいのが暖めることです。
お腹を暖めることで、副交感神経の働きを助けるます。 最近ではいろいろなカイロや温パッドを売っていますので、それらを使ってとことん暖めるようにしてみてください。
お腹を暖め続けることで血流が正常になって、症状が和らぐ場合が多いのです。
見た目なんか気にしてる場合じゃありませんよ!! 腹巻も使ってくださいね。
体の免疫力を高めるには、体温を上昇させ、腸をきれいにすることが大切だと知ってからは、とにかく食生活を改善しました。
毎日腸まで届く乳酸菌の入ったヨーグルトを欠かさず食べて、野菜も根菜類を多く取るようになりました。 冷たい飲み物はできるだけ避けて、お味噌汁は具をたっぷり入れて作ります
野菜類をたっぷり食べて、揚げ物などは減らしていきました。
ご飯は麦や玄米を混ぜて炊くようにしています。 慣れてくると白いご飯では物足りなく感じるほどです。
お陰で今では、だいたい毎日自然にお通じがあります。 腸の痛みも本当になくなってきましたよ。
体調ののいい時は、便がきれい(?!)なのです。 ちょっと変な話ですが、本当にきれいにさっぱりと出る感じです。
腸の調子が整ってからは、あんなにしつこかった口内炎ともおさらばできています。
抵抗力も付いてきたようで、風邪もひきにくくなりました。
免疫力を高めることが全ての体調不良の根本治療です。
そのためにまず、みなさんも腸をきれいにしてみましょう。
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